かなや明恵峡温泉の下には有田川が流れており、夏は川遊びやバーベキューを楽しむファミリーで賑わいますが、山あいの立地のおかげで普段は自然の風や音が心地いい自治体運営の日帰り温泉です。
はじめに
グログ公開5回目の今回は、和歌山県の有田川町にあるかなや明恵峡温泉に日帰り入浴で食事をしに行った時の様子と現地で撮った画像を交えながらの施設紹介になります。
タトゥーや刺青は入浴NG?
温泉といえばタトゥーや刺青が入った方の入浴NGが多いですが、かなや明恵峡温泉は特にNGではないようです。
タトゥーや刺青お断りといったルールは設けていませんが、この温泉を何度も利用しているブログ管理人はまだタトゥーや刺青をいれた方を見たことがありません。
肩と腕にタトゥーを入れた友人がいますが、お断りされる温泉が多いので今度誘ってあげようかと思っています。
かなや明恵峡温泉の駐車場
かなや明恵峡温泉は、有田川沿いの山道から脇の上り坂を少しのぼった場所に駐車場と温泉施設があります。
駐車場のなかに農産品の直売所があり、日曜日だけの営業ですが5キロのお米が1,500円という超破格で買えたり、手作りの梅干しや新鮮な野菜をこれまた100円とか信じられない値段です。
駐車場からの景色も気持ちよくて秋の紅葉時期なんかはカメラを持ったアマチュアカメラマンもちらほら集まってきます。
かなや明恵峡温泉の外観
食事ができるレストランやエントランス部分は醤油や日本酒を造る樽のような独特の形をしていて純和風の情緒ある建物です。
玄関前は屋根がついており、日差しを遮ったり雨を防いでくれます。
温泉に繋がる廊下や休憩室がある部分の外観は、日本家屋やお城のような造りです。
かなや明恵峡温泉の館内
ロビーには足つぼマッサージが置いてあるので、風呂上りに使うとより温泉効果が高まります。
200円で10分のマッサージチェア。これも風呂上りがおすすめです。
クーポンや割引について
入浴料金は大人700円小学生までのお子さんは400円で割引券やクーポンは無いのですが、JAF会員優待でオリジナルグッズが進呈されるとのことでした。温泉施設によっては旅行サイトと提携して割引クーポンを発行しているところも多いようですが、今のところは割引券やクーポンは発行していません。
しかし、毎週水曜日はレデイースデー(正月・お盆などの繁忙期は除く)として女性の入浴が半額になること、身体障がい者手帳保持者、療育手帳保持者、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は大人350円・小人200円で入浴できるなどの割引制度はあります。
露天風呂や大浴場について
画像出典:かなや明恵峡温泉
かなや明恵峡温泉の露天風呂は山の緑や紅葉を堪能できる景観のいい環境で、男風呂と女風呂は日によって入れ替わります。泉質も良くて風呂上がりのお肌はしっとりツルツルです。
シャンプーやボディソープは備え付けで不便はまったくありません。温泉内の撮影はNGとなっているため公式サイトより画像をお借りしています。
更衣室とロッカー
更衣室からの温泉入り口には給水機が設置してあり水分補給もできます。長湯して脱水症状を起こさないためにもマメな水分補給は意外と重要です。
かなや明恵峡温泉には足が不自由な方のための椅子が置いてあったり、赤ちゃんのお着替えに便利なベビーベッドも常備してあるので幅広い年齢層が安心して利用することができます。
更衣室から見た露天風呂の景色です。深緑の季節には一面の緑が、秋には紅葉がとても美しい環境で、この眺めが気に入ってブログ管理人は毎月かなや明恵峡温泉の日帰り入浴に出かけています。
手前にカエルのステッカーが映っていますが、コロナ対策で間を空けるため使用していないロッカーです。カエルのステッカーが貼られていないロッカーのみ利用できます。
ロッカーを使うには100円硬貨が必要になりますがお金は戻ってくるので料金自体は無料です。
コロナ対策は
かなや明恵峡はコロナ感染対策を行いながら営業しています。玄関を入ってすぐアルコール消毒を行い、温泉入り口前には自動検温器を設置してしていました。
熱が無ければ券売機で入浴券(700円)を買ってスタッフに渡せば入浴出来ます。
泉質について
泉質 | 温泉法第2条規定(総硫黄、フッ化物イオン、メタホウ酸) 無色澄明、微弱硫化水素臭、無味、アルカリ性低張性冷鉱泉 |
pH値 | 9.2 |
販売されているタオルの感想
ロゴが入っていて、他の温泉施設でもらえるタオルよりも生地がいい感じです。タオルは券売機で200円で販売されています。かなや明恵峡温泉のタオルは袋がついていて何度も使えるため、ブログ管理人は温泉へ出かけるときいつも愛用させてもらっています。
食事について
かなや明恵峡温泉は日帰り入浴だけでなく食事も楽しみのひとつです。玄関を入ったすぐ前にレストランがあり、温泉であたたまったあとの食事は格別。
館内レストランには、シラス丼や定食などの和食を中心として和歌山ラーメンなどのメニューもあります。風呂上がりの食事を楽しむのがブログ管理人のルーティーンです。
宿泊施設について
かなや明恵峡温泉の外観を見ると宿泊もできそうですが、日帰り入浴オンリーで宿泊施設はありません。ただ、施設のある和歌山県有田川町は自然に囲まれた素敵な宿泊施設がいくつかありますので、お泊りで訪れたい方はそちらを利用するのがおすすめです。
かなや明恵峡温泉から車で20分くらいの場所にある「しみず温泉付近のレアーリ清水やオートキャンプ場」なら、自治体運営の宿泊施設があるのでブログ管理人もよく利用します。
かなや明恵峡温泉の詳細情報
住所や連絡先、営業時間などの詳細情報は以下の通りです。
住所 | 〒643-0163 和歌山県有田郡有田川町大字修理川81-3 |
電話番号 | 0737-32-5526 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
入浴料金 | 大人700円(税込) 4歳から中学生以下400円(税込) |
定休日 | 第2金曜日、年末(12月28日から31日) |
公式HP ULR | https://www.town.aridagawa.lg.jp/ |
関連情報 | 周辺の宿泊施設はこちら |
関連情報 | 周辺の観光情報はこちら |
交通アクセス
かなや明恵峡温泉へのアクセスは車で阪和自動車道有田ICより約20分、公共の交通機関を利用するのであれば、JRきのくに線藤並駅からタクシー等で約30分となります。
まとめ
山間部に位置するかなや明恵峡温泉は自然環境が豊かで、川遊びびが楽しめる有田川の清流や山あいの景色など都会の喧騒から離れゆっくりとした時間を楽しめる有田川町の癒しスポットです。
泉質も良く食事もおいしいので、週末にのんびり過ごしたい温泉好きにはもってこいだと思います。農産物やアユやアマゴといった川魚も地元産のものがいただけますのでお土産にも喜ばれます。
今回はここまで、また次回の和歌山の家族旅行で人気の宿泊先と一泊レビューでお会いしましょう。